バンクーバー五輪:女子フィギュア総括

今回のオリンピックはトリノ以降の女子フィギュア界を牽引してきたマオユナが看板どおりの演技を見せ、キム・ユナが男子並みのハイスコアを出して、ライバル対決に決着をつけた。浅田真央はキムには勝てなかったもののやっと本来の真央が帰ってきたのはフィギュア界にとっても収穫だった。やはりあの2人は格が違うということを見せ付けた結果となった。

浅田真央は後半のジャンプの失敗が響いて最終的にキムユナに大きく大差をつけられることとなってしまったのは残念であった。しかし、あれだけ目に見える失敗がありながら130点台をたたき出したのは立派。このプログラムを完璧に演じきっていたらいったい何点が出たのであろうか、と身震いさせるに十分であった。トリプルアクセスをSP、フリーあわせて三度成功させたというのも輝かしい記録として残るはずだ。

カナダのロシェットは銅メダルを死守すべく、一糸乱れぬ気迫あふれる演技で、安藤、長洲らに追随する隙を与えず逃げ切った。母親が直前に亡くなるという悲劇の中で見事にやりきった気力はこれまた見事。北米、ヨーロッパ勢がかろうじてメダルの一角に食い込んだ。

長洲未来はオリンピックの最終組で滑れることが楽しくて仕方のないというはつらつさが出ていてよかった。自己最高スコアを出して4位。まだ16歳、マオユナを追う有力な選手であることを改めて印象付けた。まだまだ元気そうなので来月の世界選手権では日本勢の脅威となりそうだ。

安藤美姫もクレオパトラのフリーは非常によかった。ただフリーのスコアは124点台と思ったほど伸びなかったのは残念だった。今回のジャッジとはどうもSPのときからそりが合わないのか。

鈴木明子のフリー、キャラクターに見事に合ったステップが決まっていた。自己最高を出し8位入賞は立派。
これでフィギュア日本代表は男女とも3人出した代表が入賞以上。これは快挙といえるのではないか。

メダルの有力候補であったイタリアのコストナーは中盤の失敗が響き下位に沈んだのは残念だった。日本でもファンの多いグルジアの妖精、エレーネ・ゲデバリシビリはトリノで鮮烈なデビューを果たしたが今回は入賞ならず。

余談だが、男子のフィギュア代表のトリオがサッカーのサポータみたいに顔に日の丸を書いて応援したのには笑ってしまった。

後残すはエキシビション。非常に楽しみだ。

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