過剰反応

北朝鮮のミサイル発射が終了した。やれやれ。

しかし、日本側の反応は(我々も含め)ヒステリックになりすぎてはいないか。政府が認めるように、通告どおりのコースを取る限り、やれミサイル追撃だ、被害だなどという話にはならないはず。あと、非常に気になるのはマスコミの過大報道だ。物事にはいろいろな角度から見る必要があることもあるのに、「北朝鮮怖い」こういう一方的な言論しか許されないようなムード。そちらのほうが北朝鮮のミサイルなんかよりもっと怖い。

一つだけ、認めなければならないことがある。今回の状況は予告なしにテポドンが発射されたときとは格段に違うということだ。まず、一応形式的に国際ルール上の義務を果たしている点。中身が衛星かどうかは検証するのは非常に困難だ。ただし、通告したことをその通りにやったかどうかはその国の信用力を見る上で大切だ。一応この点はクリアしている。つまり、少なくともミサイル発射にせよ危険区域とされたところをほとんど外れることなく二段のロケットが着水している。少なくともこれらの事実を見る限り北朝鮮という国は確実に大人になっている。

なのでこれは明らかに国防上の問題であり、国際法上の問題とは次元が違うのだ。国連安保理にかけたところで参加国の理解を十分に得られるとは思えない。

しかしこうした物々しい体制は少なくとも支持率低下に悩む麻生内閣にとっては絶好の浮揚のチャンスであろう。最もそれも昨日の誤報さわぎで怪しくなったが。

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