釣りキチ三平第43~45話(カナダサーモンダービー編)

アニメ釣りキチ三平のエンディングには「地球の魚と戦うぞ」という歌詞があったが、三平はついに海外の地を踏むのだ。

アニメ編では省略されていたが、有明海のムツゴロウ編の最後のほうでムツカケを見学に来ていたカナダサーモンダービーの事務局長ジム・マーレー氏が三平のツバメ返しの技に感銘し、三平をサーモンダービーに招待したのだ。イトウ編同様、今回も作者の現実の体験がストーリーにうまく生かされている。矢口高雄氏は実際にサーモンダービーのマーレー氏より招待を受け大会に参加。矢口高雄の描いたサンペイボーイをマーレー氏は非常に気に入ったようなのだ。釣りキチ三平はイタリアでSANPEIというタイトルでイタリア語版が製作されている。映画公開を機に世界で広く海外版も普及してほしい。

サンペイは空路バンクーバーに着きそこから大会の練習場として使われているキャンベルリバー(Campbell River)へ小型飛行機で行き、キングサーモン釣りのトレーニングをするのだが、そこで三平は同世代のサム(正治の声も担当している山本圭子)、その姉でこれまた釣りの達人のヘレン(クララの吉田理保子)、アラスカグリズリーという熊のような大男といった大会で優勝を狙う世界の釣りキチと出会うのだ。当然魚紳さんも虎視眈々と優勝を狙っているのだが。

大会会場のペンダーハーバー(Pender Harbor)でサム、ヘレン、魚紳、三平はチームを組み大会名誉理事の高田さん(釣りキチ三平のことをマレー氏に紹介したのがこの人なんだそうな)の用意した船で大会に参加する。参加する4人はそれぞれ優勝を目指すライバル同士なのだが、大物が連れたときに互いに協力し合う見事なチームワークも見せる。まず大物にヒットしたのが魚紳さん。一日目のトップは魚紳さんだった。

2日目。次に魚紳さんを上回る大物を釣り上げたのがサム、去年の優勝者の釣り上げた魚よりも重量があり、サムも優勝すると自信を持ったのだが、まだ上がいた。あの荒くれ大男アラスカグリズリー。サムの釣ったキングサーモンよりも5ポンド上回る巨大な魚を目にしたサムは大会を続ける意欲すらなくなってしまう。しかし、われらが三平君はあきらめない。幻の50ポンドサーモンといわれた魚を見事釣り上げるのだ。そして最後は強引なエンディング。しかしそれでも痛快なのだ。三平の海外挑戦はハワイのブルーマーリンもある。この展開は連載開始時から見ていた読者はびっくりしたことだろう。
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この記事へのコメント

大樹
2014年02月05日 12:56
こんにちは。楽しく読ませてもらいました。このブログを今後も参考にさせてもらいます。ありがとうございました。

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  • サーモンダービー

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