釣りキチ三平第40~42話:有明海のムツゴロウ編

釣りキチ三平で実在の地名つきで登場するのは釧路湿原のイトウの章以来となる。映画釣りキチ三平の次回作はぜひこれをやってもらいたい。ムツカケの技を継承する人間がいなくなってきている今だからこそこの話は映画で取り上げる価値があると思うのだが。滝田監督よろしく。

さて今回の話のパターンはキャスティング編によく似ている。キャスティング編ではシャークのジンこと鮫島仁という同世代の少年が三平のライバルとしてキャスティングを技を競うのだが、ムツゴロウ編では六浦五郎というムツカケの天才少年が三平に勝負を挑むのである。というか、ムツカケ名人の小次郎おじさんがどうも対決を演出しているようにも見える。さて、三平がムツカケの技をつかむ場面もさることながら五郎の父親の元ムツカケ名人が五郎に対して行っているスパルタ式訓練も面白い。「王将抜き」とか「浮き船」とか訓練の仕方がユニークで巨人の星を見ているよう。小次郎おじさんも自分の息子はムツカケを継がないのだから未来の名人は必然的に五郎となる。つまり広い目で五郎を成長させるためにこの対決を仕組んだのかも知れない。

さて、この話にはやはり三平の父親が絡んでいる。原作では谷地坊主の話として「ムツゴロウが釣りたい」という話をヒントに有明海まで来るのだが、アニメではそのシーンがない。魚紳さんは小次郎名人から「ツバメ返しの秘技」は実は三平の父親から教えてもらったという話を聞いて愕然とするのだった。原作ではサーモンダービー編につながる外人の客が登場するのだがアニメ編では登場しない。この辺のつながりがアニメ編ではうまくいかないのがやはり気になる。

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