釣りキチ三平第19話:磯の王者編(3)親子対面

魚紳さん、かっこええだ。あんましかっこえすぎて別のマンガみてえだなや。

俗にイシダイ編として三平ファンに親しまれているこの章での魚紳さんは三平の表現を借りるまでもなくホントカッコいい。釣りマンガではなくてまるでカムイ伝の登場人物を見ているみたい。前回までで魚紳さんの素性が網元のおっさんより明かされるのだが、これまたすごい。

1 鮎川魚紳は鮎川財閥の次男坊(巨人の星の花形満みたい)
2 スポーツ万能、フェンシングの元オリンピック代表候補?
3 弁護士の資格を持つ

でマンガのほうも魚紳のフェンシングの腕を誇示するがごとく不良少年たちとの竿を使ったフェンシング勝負が繰り広げられる。この辺の展開は絶妙だ。とはいってもつり用のロッドをけんかの武器にするというのはさすがに作者もやりすぎたと感じたらしく、次の章はその反省が生かされた作品に仕上げている。

魚紳の父親はつりの最中に事故で息子の片目を奪ってしまったことを深く悔やみ、それ以来魚紳と両親との関係もギクシャクしたものとなり、魚紳は家を出てきりで両親とは長い間会っていなかったのだ。魚紳の両親が息子に会いたい一心で以前つりでお世話になった網元のおやじさんの家を訪ねる。そこに不良少年たちとのけんかを済ませた魚紳が帰ってくるのだが、お互いに一言も話そうとしない。三平がいらだつのも無理はない。しかし、この長い間のおき方が原作ではきれいに表現されているのだ。アニメスタッフはここは腕の見せ所。アニメ版も原作に負けるとも劣らず美しく仕上げている。

感動の親子対面を果たした魚紳は三平には両親がいないことを知って衝撃を受ける。それからの魚紳さんは三平の父親探しの旅に同行することとなる。つまり作者は魚紳を釣り勝負のライバルにするのに飽き足らず、新たな出番の場を提供したのだ。

次回は俗にキャスティング編と呼ばれているシロギスの涙の章となる。

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