予想通り分厚い 第8巻となった、しおんの王。TVアニメのほうが先に終了してしまい、エンディングにはちょっと違和感があったが、連載のほうは若干修正したようだ。アニメ版では羽仁名人の様子はどこかドラゴンボールの敵役キャラみたいで、オーバーアクション気味(フジテレビのアニメらしいけど)だったが、連載版ではクールな中に狂気をにじませていた。 TVアニメみたいに1年でタイトル戦挑戦なんて無理だよね。原作者もこの対決は名人がしおんの力を試していたものだと捉えていて次の対局(があれば)では名人が勝つであろうとまで言っている。この辺は将棋の世界の厳しさを身をもって知っている人らしい。 四段になったしおんだが、おそらくフリークラス扱いであろう。瀬川四段がそうであるように一定の規定を満たさなければ順位戦にも参加できまい。まして半年以上の休場。14歳で四段になったとはいえ前途は厳しい。後気になるのは羽仁悟だ。たぶん将棋の世界に復帰し、その魅力に再び取り付かれた彼は会社は誰かに任せフリーの将棋記者として活躍することであろう。斉藤歩は年齢からいくと上位級、(3〜4級)からスタートしたのではないか。小学生の将棋天才、本間素生君も奨励会入りし、三段リーグでは斉藤歩のよきライバルとなるだろう。 TVアニメは深夜帯のため一般に浸透したとは言いがたいが、レンタル解禁となったとき、本格的なブレイクが始まりそうな気がする。あるいはDSしおんの王からこの作品を知る層も現れるだろう。 さて、これからはハチワンダイバー、と3月のライオンを読んでみたい。 |
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